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2021/02/21

粘土で造形 - 現代音楽を聴きながら

さて、先日友人から、こんな素敵なプレゼントが届きました。

 


発砲ビーズ粘土とモザイク、ウニみたいなボール、グリッター。

グリッターは片づけが大変になってしまうので使いませんでしたが、粘土とモザイクを使って、正体不明の抽象的な造形を…(笑) 小学校以来の粘土遊びに没頭しました。




実は、これは2月初めにヘルシンキで行われたオンラインの複合芸術祭「KIERROT」の一環で使われたものです。視聴者が現代音楽を聴き、そこから得た印象で自由に造形するというものでした。私は海外から直前に申し込んだため、公演日には参加できなかったのですが、友人が後から余っていた自身の分を送ってくれました。

聴いたのはこちらの曲、KIERROT芸術祭のために書かれた作品です。

このオンライン企画については、近日中にまた報告したいと思います。

 

日本・フィンランド新音楽協会 コロナ禍アンケート

 私の所属する日本・フィンランド新音楽協会では、2020年8月以降、コロナ禍においての芸術活動、在り方などについてのアンケートが行われました。日本人会員、そしてフィンランドの芸術家による回答の抜粋が以下のリンクにて紹介されており、私の回答も掲載されています。それぞれの立場からの多様な回答が寄せられ、私自身も大いに考えさせられました。

http://www.jfcms.org/covid19.html

 

演奏動画:5つの小品 (A. d. ヴァレ=ラッタンツィオ)

 久しぶりの投稿となってしまいました。

先日、新たな演奏動画をアップしました。

 


 

アレハンドロ・デル・ヴァレ=ラッタンツィオの「5つの小品(2020)」です。ラテン系の心地よいダンスのリズムに乗って、ところどころに教会旋法を用いた、どこか哀愁あるメロディーが聞こえてきます。

彼はコロンビア出身の作曲家で、ウィーンで作曲を学んだのち現地を拠点に活躍しています。彼は10月ウィーンでの演奏会でお世話になった会場でキュレーターでもあります。

(追記 3/19:その後、作曲者より献呈を賜りました)