昨日は、私がオーストリアのリンツで勉強していたときにお会いした陶芸家、吉田知世さんの個展「波間のあや 展」を見にいきました。
笠間の土で作られた彼女の器は、均整なフォルムに、波や雨を思わせる模様や 柏の葉の模様、そして淡いグラデーションの層があしらわれ、細やかな感性を感じさせました。
淡い水色やベージュの器が、築80年の古民家の和の空間にしっくりと馴染み、穏やかな時間の流れに癒されました。空間演出のスペシャリストでもある、彼女ならではの個展だったと思います。
リンツ、笠間での修行を経て、現在は横浜と鎌倉を拠点に活動されている吉田さん。今後の活躍をお祈りしています!
(出典: https://www.tomoyo-yoshida.com/)