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2020/03/15

ウィーンでの演奏会が終わりました

3日間にわたるウィーンでの演奏会が終わり、先日日本に帰ってきました。

2週間弱の滞在でしたが、仲間と一緒に演奏し作品について語り合い、音楽を作り上げていく作業はとてもとても楽しいものでした。

語りかけるような優しい旋律から、渾身の演技と共に激しい超絶技巧まで披露してくれたアンナ、その振付・演出を担当してくれたヘザー・タン。
素敵なアオザイ姿で、たくさんの難曲を持ち前の芯のある音色で多彩に生き生きと表現してくれた齋藤志野ちゃん。
オーガナイズしてくださったレナード先生、今回初挑戦の自作自演作品を丁寧に添削してくれた作曲家のアリ、忙しい中いらして下さった方々、本当にありがとうございました。






演奏会の翌日にウィーンを発ったそのわずか2日後、コロナウイルスの影響で楽友協会や国立歌劇場など、100人を超える人が集まるオーストリア内のイベントやコンサートなどが、3月いっぱい中止になりました(現在4月頭までに延長)。私の演奏会のあったスタジオも、メインで大きなジャズライヴを運営している会場のため、全公演の休止を余儀なくされています。当時、ここまで影響が大きくなるとは思っていませんでした。
とても残念なことですが、早く終息することを願ってやみません。