このブログを検索

2021/10/29

演奏動画:「3つの情景による夜想曲」(S. パルムグレン)

先日「あおば音楽ひろば」で演奏しましたパルムグレンの「3つの情景による夜想曲」を、後日改めて録音しました。

演奏会でお客様を前に1回限りの演奏をするのと、録音機を前に何度も繰り返し弾くのとでは、やはり感覚が違ってきますね。それぞれ異なる楽しさ・難しさがありますが、そのどちらも勉強になります。

パルムグレンの名曲、どうぞお聞き下さい。


 

あおば音楽ひろばに出演しました

青葉区役所で毎月1回、開催されてきたロビーコンサート「あおば音楽ひろば」。

夏から続いた緊急事態宣言により、中止や延期を余儀なくされてきましたが、10月から漸く再開されました。

当日は気持ちのよい晴天に恵まれ、多くのお客様がお越しくださいました。皆様と共に音楽の時間を過ごすことができ、とても光栄でした。

今回は、ピアノの詩人ショパンと、北欧のショパンとも呼ばれる、フィンランドの作曲家パルムグレンの作品を演奏しました。この日はちょうどワルシャワのショパンコンクールの本選と日が重なり、偶然にもタイムリーなプログラムとなりました。

ショパンのマズルカ「4つのマズルカ 作品24」は、私にとっては数多くのマズルカの中でも特に好きな作品で、CDにも収録させていただいています。パルムグレンの「3つの情景による夜想曲」は、北欧の長く暗い夜の美しさと恐ろしさ、そして夜が明けてゆく情景を、劇的かつ繊細に描き出した名曲だと思います。

アンコールは、皆様お馴染みのショパンの名曲「ノクターン第2番」を演奏しました。

あおば音楽ひろばの公式twitterアカウントから、演奏中そして演奏後の様子がご覧いただけます。

こちらは、私を小さい時から知っているお客様から終演後に頂いた、とてもきれいなバラの花束。なかなか店頭で簡単に目にすることのない品種だと思います。

 


また、前回素敵なピアノ型のフラワーオーナメントを下さった方から、今回もセンスと気品あふれるボックスフラワー、そしてハンドメイドのアクセサリーを頂きました。

 

多くの困難がありながらも、再開にご尽力下さいました実行委員会そしてスタッフの皆様、お越し下さった方々、ありがとうございました。