ちょうど1週間が経ってしまいましたが…去る11月1日、トーキョーコンサーツ・ラボで行われたシンポジウム&演奏会「日本とフィンランド ― 作曲家による対話」が無事終演いたしました。
la clef de mi
ピアニスト高橋絵里子のブログです。ピアノや音楽、演奏会、レッスンや日常のことなど、気ままに綴っています。 Website: https://www.erikotakahashi.com/jp/
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2024/11/08
2024/09/19
「あおば音楽ひろば」に出演いたしました
9月18日、今年も横浜市青葉区役所で行われるお昼のミニコンサート「あおば音楽ひろば」に出演させていただきました。
今年は舞曲をテーマに、チャイコフスキーの6つの小品作品51から3曲、コダーイのマロシュセーク舞曲を演奏いたしました。
学生時代にお気に入りだった曲を改めて取り出してみたのですが、昔と弾き方・身体の使い方を変えてきている今、ふとしたときに昔のクセが出てきたりして、思ったより苦戦…💦
しかし、それでも好きな曲を皆さんと共有できたことは大きな喜びです。
この日も厳しい残暑でしたが、多くの方々にお越しいただきました。聴いてくださった皆様、そして実行委員の皆様、ありがとうございました。
(以下、写真は全てあおば音楽ひろば公式Xアカウントより)
2024/08/27
「ムジカ・アエレア」ヨエンスー公演
CD録音が終わった翌々日、フィンランドに飛びました。
ヨエンスーにて、サーカス・音楽・描画の混合作品「ムジカ・アエレア」の上演に参加するためです。
「ムジカ・アエレア」は昨年のアーティスト・イン・レジデンツにて出演者同士で共同で制作した、お互いの演奏・演技を見聞きしながら即興していく作品です。
8月15日にはナユッタモという劇場で、8月16日には「ヨエン・ユオ」というイベントの一環で、市場にある屋外の舞台で上演しました。
CD録音
ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか。
8月初めは、コジマ録音さんと共にCD録音に臨みました。
五反田のホール。素晴らしい音響と楽器でした!
マイクも、小島さんこだわりのものだそうです。
プログラムは、コッコネン、マデトヤ、パルムグレン、ニエミネン、ロンパネンという、20世紀・21世紀のフィンランドのピアノ曲。これまで演奏会で弾いてきた作品を中心に組みました。
スタッフの皆さんが本当に優しく、3日間色々な場面で辛抱強く対処してくださり、また精神面でもサポートいただきとても助けられました。また現代音楽にも理解を示していただき、感謝でいっぱいです。
リリースは来年の3月7日予定です。また詳細が決まり次第お知らせいたします。
コジマ録音と調律師の皆様、本当にありがとうございました!
2024/06/28
「北欧の神秘」展
数週間前の話になりますが、SOMPO美術館の「北欧の神秘」展に行ってまいりました。
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド3か国の絵画を特集した展覧会で、神話をもとにしたもの、自然の風景や街並みなど、様々な時代の名画が展示されていました。私が初めてフィンランドを訪れたのが2019年6月、オーストリアから完全帰国する約2週間前のことでした。そこで初めて行った場所がアテネウム美術館でしたが、今回展示されていたフィンランドの作品の大半がアテネウム美術館所蔵のもので、懐かしく思い出しました。
オーストリアに留学したはずが、ふとしたご縁からフィンランドの作品も演奏するようになったのですから、不思議なものです。
さて、今年9月には再び横浜市青葉区の「あおば音楽ひろば」 へ出演させていただきます。今回はコダーイの「マロシュセーク舞曲」などを演奏する予定です。
国を問わず、演奏していきたい素敵な曲がまだまだ沢山あるので、今後も幅広く演奏していきたいと思います😊
2024/05/20
松濤美術館 春のピアノコンサート「エミール・ガレ展によせて」
今回は、ガレと同時代のピアノ作品の中から、生き物など自然をもとにした楽曲を集め、アール・ヌーヴォーや象徴主義などガレの作品に関連するようプログラムを組ませていただきました。
私自身美術が好きで、かつ19世紀末~20世紀初頭は音楽・美術どちらでも最も好きな時代でしたので、プログラムを考案する段階から大変楽しく取り組むことができました。
雨のぱらつく天気の中お越しいただきました多くの方々、そしてこのような機会をくださいました松濤美術館の皆様に深く感謝申し上げます。
2024/05/07
今年も県央音楽家協会のプレミアム・コンサートに出演しました
GW最終日、5月6日(月)に海老名市文化会館で、昨年に引き続き県央音楽家協会のプレミアム・コンサートに出演させていただきました。
今年は、オーストリアの作曲家、マルクスの「アラベスク」 を演奏しました。ヨーゼフ・マルクスは歌曲が有名ですが、ピアノ曲はあまり知られていないと思います。5年前、2019年にオーストリアと日本で「知られざるオーストリアの名曲」というリサイタルを開催した際にプログラムに取り入れた曲で、今回久しぶりに弾いてみました。テクスチャーがなかなか複雑に入り組んでいますが、響きが大変美しく、お気に入りの曲のひとつです。
毎年この演奏会では様々な楽器や歌手の方が演奏を披露するのですが、今回も邦楽アンサンブルやオペラの中からの重唱、ピアノ4手連弾など、クラシック音楽が好きな方にはとても楽しめる内容だったと思います。
ご来場いただきました皆様、お世話になりました協会の皆様、ありがとうございました。
(↑終演後、家族からいただいたお疲れ様ケーキ☺)